キャンプ研修に1泊2日で行ってきました。
今回のテーマはなんと『鳥捌き』
鳥を〆る工程も入っています。
丸鳥を捌くのはYouTubeでも見られるのですが、最初からはなかなか体験できないと思うのと、いずれ鳥を飼ってタマゴをいただくような生活をしたいなぁと思っているのですぐに参加申し込みポチッ。
鳥捌きキャンプ1日目
今回行くキャンプ場は、インストラクター資格取得の時にも行っている『ひげっちキャンプ場』埼玉県ですがほとんど長瀞とかに近いです。
なので、山の夜は冷える!と寒さに弱い私は荷物の8割を防寒具で埋めるというビビりよう笑
出発&待ち合わせ駅到着
お風呂に入れないので朝入浴
軽く着込み
おにぎりを作って出発。
さて~楽しみだなぁ~
電車の待ち時間も長いので、こんな事も出来る
10:30集合で30分前に到着
電車の都合上早く着きます。ギリギリより良いね
ロータリー前に鯉がいる人工的な池があってそこでおにぎり食べながら鯉と戯れる
ここの鯉は普通の魚のリアクション。
近寄るとパチャンと少し逃げます。
観光地にいるスレた鯉みたいに、ぐあーっと集まって口をパクパクしません。
あれ超怖いよね
あ~っ お天気で暖かく気持ちいい
キャンプ場へ
お迎えの車に乗って、寄居駅から約40分アトラクションに乗ってるようになる山道を進み到着
荷物を置いて、開会式
旗を上げながらオリジナルソングを歌う
そして『おきて』なるものを皆んなで復唱
ざっくりと流れを確認
参加者は4名のうち2名は、インストラクターの研修の方もいて、女性は私だけでした。
畑で取れた野菜も並び、捌いた鳥を、夕飯、朝食、調理コンテストで作るための食材達です。
昼食
昼食はカレーが用意してくれていました。
ご飯はかまどごはん!
火起こしとカマドの作り方講習
まずいろいろな火起こしの仕方、火を扱う時の注意、カマドの作り方の講習です。
火打石とファイアースターター
火打石は鉄を石にぶつけて出来る火花を火口に移し着火させます。
火口に使ったのは炭化させた布
ファイアースターターはマグネシウムの棒を削って火花を散らして火口に着火させます。
火口に使ったのは竹を削ったもの
一見簡単そうに見えて、やるとなかなかうまくいかないのです。
しかしひと手間かけて起こした火はものすごーくありがたみを感じます。
最近は私もファイアースターターがお気に入りで使用しています。
薪割り講習
木の大きさによって斧、手斧、ナタを使い分けます。
本当は木の種類によってもあるそうですが、今回はざっくりと木の大きさを目安に道具を使っていきます。
かっこいい~
安全に道具を使うためのコツ、安全に使わせるためのコツなども学べました。
楽しくて割っていくのですが、筋肉痛は避けられないのです(笑)
いよいよ鳥を捌く
この先は人によっては残酷と感じる様なシーンや表現が多くなります。
苦手な方は見ない方が良いです。
それでも捌く様子が知りたいという方のみ読み進んでくださいね
鳥を選ぶ
まず鶏小屋から自分の鳥を選びます。
ボリスブラウンという種類の鳥です。羽が茶色くてかわいい
鳥達が『俺を選ぶなよー』といってるように?反対側を向いて目を合わさないようにしてるようにも見えます。
だよね生死がかかっているんだもの…
先に連れて行かれた仲間の声を聞いて、たぶん自分達に降りかかる事にも気づいているはずだものね
私は羽の雰囲気で選びました。
鳥を縛る
小屋から出したら羽と足を縛ります。
羽の部分はキツすぎず緩すぎず
キツすぎると血を抜く時に手の部分だけ残りやすくなるそうです。
緩いと紐が外れてバタバタと暴れてしまう。
足はキュッとしっかりと。
1人ではなかなか難しいので、抑えていてもらって結きます。
縛ると静かに横たわっています。
思わずナデナデ…
ふわふわで気持ちいいな
暖かいな…
このまま連れて…は帰れないか…
やばい可愛くなってしまう
しめる
一般的な鳥を捌く時のイメージで、首を落とすと走り回って…みたいな感じを想像していたし、生きたまま刃物を当て首を落とせるか?当然血が出て精神的にもビジュアル的にもどうなるんだろうと思ってました。
今回は関節抜きと言う方法でしめるそうです。
首を引っ張って頭蓋骨を外すやり方で、手で頭蓋骨と首の境を感じたら、グッと引っ張ります。
せめて苦しませないようにと
左手で足を持ち、右手で頭蓋骨を引っ張るんだけど、出来ない…
力いっぱいやっても…外れない
苦しいよねごめんねごめんね
どうしよう…首を落とすしかないのかな…
「Janeができるやり方を考えよう」と足を持つんじゃなくて体を膝に挟んだり色んなやり方をしてみてた時、参加者の1人が、「足で足を押さえて引っ張るかたちにしてみればどうかな」と案をくれました。
すると、ずるんと骨が外れる感じ
首部分が柔らかくなりしっかりと外れました
一名の方が首を落とす方法を選択してやっていました。
うんやっぱり関節抜きの方がよいかな
血抜き
逆さに吊るして血を頭に溜めます。
きっと首を落とすとポタポタと抜く感じになるのでしょう
羽を取る
10-15秒お湯にジャブジャブつけて
羽をむしる
あっつい
軍手にもしみてくるので、ゴム手袋の方が良いのかなー
毛穴が開いて羽が抜けやすくなるようです。
この作業がなかなか時間がかかります。
羽が手にまとわりつくし
抜いた羽なんだか
くっついちゃったのかわからなくなるし
細かい毛まで気になりだすとキリがない感じ
捌く
お腹を切って捌いたり
お尻周りを切って中身を出したりと色んなやり方があるそうです。
私は丸鳥になる方法、お尻周りを切って中を出すやり方にしました。
お尻周りを切ると、手がすっぽり入るので優しく少しずつ中を出していきます。
各部位にわけて切っていきます
洗う
羽や血などがつくので綺麗に洗います。
キッチンペーパーや新聞紙などでよくふき取ります。
調理
いよいよ調理。
火をつけたらその場から離れられないと考えて、火をつける前の準備として、カマド作成、野菜や皿など使うものを全部用意してからスタートして、離れなくても良いように全ての準備をする。
離れる時には、近くの人に見張りを頼みます。
そして必ず火には水入りのバケツを用意して、火の周りは枯れ葉などをどかす。
火を起こす
ファイヤースターターでサクッと着火。
スムーズに火が起こせました!
メニューはあれこれ考えていたけど、鶏ガラスープ作成ともも焼きと野菜。朝の残りのおにぎりで夜は終了
骨付きモモ肉をかぶりつこうと思ったけれど、この鳥、ものすごーーく固い!
味はものすごーーく濃厚で美味しい❣けど固い
なので骨から肉をナイフで外し細かく切って食べました。
これは...圧力鍋とか使わないとだなぁ
食後
食後は火の回りに集まってお話タイム
22:30解散でした。
おやすみなさい
鳥捌き2日目へつづく
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